補助金・助成金マニュアル | 中小企業向け一覧やまとめ

中小企業経営者や個人事業主の方が、「助成金」や「補助金」を活用してより事業を推進できるよう情報を集めました。

中小企業の「補助金」と「助成金」の違い 【5分でわかる】

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補助金助成金の違いって何だろう・・・」

「個人や中小企業が申請できるのはどっちだろう」

「手当金や交付金っていう言葉もあるらしいけど」

 

と、お悩みの皆さん向けに、「補助金」と「助成金」がどのように違うのか細かく違いを解説できればと思います。こちらは主に、中小企業や個人事業主の方向けの記事となっております。

 

補助金助成金の大きな違い

結論から言えば、この「補助金」と「助成金」の大きな違いはありません!

「国や自治体から事業活動に対して給金が出る」という点においては同じです。

 

しかし、ざっくりこの違いを説明するとすれば、

助成金とは、一定の要件を満たせば貰えるご褒美のような給付金。

(社員の正社員化、女性や障害者の雇用、社員の教育など)

補助金とは、国が進めたい方針と合致する事業運営のサポート給付金。

(省エネ関係の事業、IT導入の補助など)

 

という点が大きく違います。飽くまで外向けに説明する際には上記のような説明が一番もっともらしいかと思いますが、なんども行っているように、この2つに大きな違いはありません。

 

補助金助成金の細かい違い

さらに細かく言えば、、、というところですが、

補助金の方が憲法で定める規定があり、助成金の方が若干自由であるという点。

②「補助金」は主に経済産業省地方自治体で使われますが、「助成金」は主に厚生労働省で使われます。

 

補助金とは?

補助金について、まずはwikipediaを参照して見ましょう。

重要な箇所には、下線を引いておりますので確認して見てください。

補助金(ほじょきん)とは、政府が私企業や個人などの民間部門に対して行う一方的な貨幣の給付。

(中略)

補助金、負担金に類するものとして、給付金、助成金などがあるが、中には実質的に補助金同様の性格を持つものも少なくなく、それらについては政令指定により補助金適正化法の対象とされている。

補助金には憲法上の制約があり、日本国憲法第89条で公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならないとされている。

 

つまり、補助金の場合には憲法上の理由で、国益のためになるような事業でないとサポートしませんよーと書いてあるわけです。

それだけ、事業計画書であったり、補助資金申請書もキッチリした形になるので、素人仕事でしても落とされる可能性が格段に高いです。(助成金も同様ですが)

そこで、できるだけ社労士さんや行政書士さんなど、助成金に応じた申請書作成に慣れたかたにサポートしていただくのが良いかと思います。

 

補助金の事例

・地域イノベーション協創プログラム補助金

・商店街支援補助金

・ものづくり・商業・サービス補助金

津波原災地域企業立地補助金

 

助成金とは?

助成金についてはwikipediaになかったので、はてなキーワードを参照してみましょう。

行政が、特定対象者を援助するために支給するお金のこと。

助成金とは - はてなキーワード

 

という、かなりざっくりした説明となっております(笑)

さて、つまりそれくらじ自由度の高い給付金であるということです。ただ、国が捻出している以上、ある程度の公共性というのも重要になっていますが。

 

助成金の事例

・トライアル雇用奨励金

・キャリアアップ助成金

最低賃金引上げに向けた業務改善助成事業

・職場意識改善助成金

 

 

交付金とは?

交付金については、コトバンクさんから引用しました。

国や公共団体が、法令に基づき他の団体に交付する財政援助資金。

交付金(こうふきん)とは - コトバンク

 

というわけで、助成金補助金も内包する言葉です。 要するに、国や行政という立場から、会社や団体に対して財政援助を行う資金のことです。

給付金とは?

給付金については明確な定義がないくらい広かったのですが、

団体から個人もしくは団体に対して資金を渡すこと。 

くらいの、かなりゆるーい定義だと思います。特に、給付金という言葉は個人の方が保険会社とのやりとりでも使ったりしますよね。

もちろん、交付金助成金といった言葉も内包していますが、ざっくりお金を団体から支給する行為、くらいのことでしかありません。

手当金とは?

手当金についてもかなり広い意味合いがありますが、

何かしらの負担を負う会社や個人に対する援助金

といった感じでしょうか。災害や親類の死亡など、なにかしら「マイナス」が発生することに対する、「手当」の場合に使われる単語ですね。

【結論】補助金助成金も原則同じ

細かい違いや、似ている単語をいくつか解説しましたが、冒頭にある通り補助金助成金もほとんど同じと行って差し支えありません。以下、おそらくみなさんが気にされているかつ、同じ点について解説しております。

 

返済義務などはない

基本的には、「給付金」なので返済義務はありません。

 

支払いは後払い

一時的に、会社側が購入や雇用に対する支払いを行う必要があります。

その支払いや申請のあとで、国から補助金助成金は給付されます。

 

(例)100万円の設備投資に対して、50%の補助金が出るとすると、

まず100万円で設備投資をしなければなりません。(当然ですが)

その後、50万円が会社に対して補助金として振り込まれる流れです。

 

つまり、「補助金が設備投資額の50%出る」とは、50%は補助金がでるから50万円で購入できるという意味ではありません。

 

期限や定員が定められている

どちらも受け取れる審査通過者数には、定員や期限が定められており、期限を過ぎてしまったり、いっぱいになればその時点で受付が終了となります。

国も地方自治体も、無限に予算があるわけではありません。基本的には早いもの勝ちなので、助成金につよい社労士さんなどに最新の情報を調べてもらう必要があります。

 

書類や面接などの審査がある

書類審査がどちらも基本的には存在しており、社労士さんなどと協力して書類を作る必要があります。また、要件を満たせないようであれば当然この審査で落とされます。